![](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/05/playing-cards.jpg)
赤黒の色分けが起こるトランプマジックは、見た目にも鮮やかで美しいですよね。
今回は、Aldo Colombiniというマジシャンの Contact Colors というマジックを解説します。
普通のカード当てかと思いきや、予想もしない現象の連続で、盛り上がること間違いなしです。
【現象】トランプマジック|赤黒の色分け Contact Colors
演技動画
まずは、以下の演技動画をご覧ください。
現象のまとめ
赤黒の色分けの起こるトランプマジック "Contact Colors" の現象を、画像と文章で説明します。
カードを選んでもらう
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順1](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-00.png)
マジシャンはお客さんにトランプを1枚選んでもらいます。
お客さんは選んだトランプを覚え、トランプの山の中に戻します。
ラッキーカードを抜き出す
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順2](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-01.png)
マジシャンは、お客さんの選んだトランプを探すために、ラッキーカードを使うと言い、1枚のトランプを取り出します。
ラッキーカードを表向きで中に入れる
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順3](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-02.png)
マジシャンは、ラッキーカードをトランプの山の中に1枚だけ表向きにして入れます。
トランプの山を半分ずつに分ける
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順4](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-03.png)
その後、トランプの山を半分ずつにし、2つの山に分けます。
2つの山の上のカードを1枚ずつ配る
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順5](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-04.png)
マジシャンが、2つのトランプの山の一番上から、1枚ずつカードを配っていき、ラッキーカードが出てきたところで配るのを止めます。
ラッキーカードと相手のカードが同時に出現
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順6](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-06.png)
すると、ラッキーカードが出てきた位置から、お客さんの選んだトランプが現れます。
4枚のAが出現
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順7](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-08.png)
更に、配るのを止めたときにできている4つの山の一番上を見ると、赤と黒のAが2枚ずつ、合計4枚のAが現れます。
カードが赤黒に色分けされる
![トランプマジック 赤黒 色分け 演技 手順8](https://theory-of-magic.com/wp-content/uploads/2020/06/contact-colors-act-09.png)
それだけではなく、赤と黒のAが出てきた山を見てみると、赤のAの山のトランプは全て赤、黒のAの山のトランプは全て黒に色分けされています。
【解説】トランプマジック|赤黒の色分け Contact Colors
解説記事へのリンク
赤黒の色分けが起こるトランプマジック "Contact Colors" のやり方(種明かし)は、以下の記事で解説しています。
【実演】トランプマジック|赤黒の色分け Contact Colors
解説記事へのリンク
赤黒の色分けが起こるトランプマジック "Contact Colors" を実演する上でのポイントは、以下の記事で解説しています。
終わりに
以上、赤黒の色分けが起こるトランプマジック "Contact Colors" をご紹介しました。
このマジックは、お客さんに選んでもらったカードをただ当てるだけにとどまらず、4枚のA(エース)が出現し、更に、赤黒の色分けまで行われる、という3段構えの構造になっています。
また、それらの現象同士も意味的につながりをもっており、見ごたえのある優れたマジックだといえるでしょう。