本格的にトランプマジックを始めようと思った時、専門用語が多くて分からない、難しいと感じたことはないでしょうか。

横文字が並ぶと、何が何だか分からないですよね。

そこで、この記事では、トランプマジックにおける、トランプの呼び方に関する用語を中心に説明します。

(マジックのネタや技術・テクニックに関する用語については、別記事にて説明する予定です。)

なお、トランプマジックの用語をまとめるにあたっては、下記の書籍を参考にしました。

トランプの呼称

カード

トランプのことをマジックをするときはカード(card)と呼びます。

海外では playing cardと呼ぶのが一般的で、トランプは日本での呼称です(高木, 1989 : 前付19)。

ちなみに、マジシャンが一般のお客さん相手にマジックをする場合、「カードを使います。」と言いがちなのですが、「トランプを使います。」の方が親切ですね。

マジシャンの間では、トランプマジックではなく、カードマジックが一般的であったとしても、お客さんにはトランプの方が聞き慣れているので、トランプと言ったほうが良いでしょう。

カードの枚数

デック

1組52枚(スペード、ハート、クラブ、ダイヤの4つのマークそれぞれについて、AからKまで13枚。なお、ジョーカー2枚を含むと54枚)のカードのまとまりをデック(deck)と言います。

パック(pack)ということもあるそうです(高木, 1989 : 前付22)。

米国ではdeck、英国ではpackというらしいですね(Weblio英和辞典)。

でも、普通はデックということが多い気がします。

パケット

1組に満たないカード、ないし、数枚のカードの束をパケット(packet)と言います(ふじい, 2011 : 156)。

packetは「小さな束」の意味だそうです(Weblio英和辞典より)。

なお、パケットを使って演じるカードマジックをパケットトリック(packet trick)と言います。

カードの束の中における位置

トップ

デックやパケットの一番上のカードをトップ(top)と言います(高木, 1989 : 前付23)。

カードの山の「頂上(top)」という意味ですね(Weblio英和辞典)。

ボトム

反対に、デックやパケットの一番下のカードをボトム(bottom)と言います(高木, 1989 : 前付23)。

カードの山の「底(bottom)」という意味ですね(Weblio英和辞典)。

カードの面

フェイス(とマーク・インデックス)

カードのマークや数字が書いてあるの面のことをフェイス(face)と言います(高木, 1989 : 前付22)。

英語の「face(表面)」の意味のとおりです(Weblio英和辞典)。

このフェイスには以下のマーク(スート)インデックスが記されています。

マーク(スート)

マーク(mark)とは、スペード、ハート、クラブ、ダイヤの4つの記号ことです。

スート(suit)という言い方が正しいそうですが、余り馴染みのある呼び方ではないそうです(松田, 1993 : 9)。

インデックス

カードの隅の方にある、数字および小さいマークのことをインデックス(index)と言います(松田, 1993 : 9)。

カードを広げると、「索引(index)」のように数字とマークが分かります(Weblio英和辞典)。

バック

フェイスの反対側の面のことをバック(back)と言います(松田, 1993 : 9)。

裏模様の印刷されている側ですね。

こちらも英語の「背面(back)」の意味のとおりです(Weblio英和辞典

カードの辺

カードの辺には、短い方の辺であるエンド、および、長い方の辺であるサイドがあります。

そして、エンドサイドの交点がコーナーです。

エンド

カードの辺のうち、短い方の2辺をエンド(end)と呼びます(高木, 1989 : 前付23)。

ちなみに、endの意味は「細長いものの端」だそうです(Weblio英和辞典)。

確かに、縦に細長く長方形を持ったときの端っこの位置にありますよね。

サイド

一方、カードの辺のうち、長い方の2辺をサイド(side)と呼びます(高木, 1989 : 前付23)。

ちなみに、英語のsideは「側面」「横」「わき」の意味だそうです(weblio英和辞典)。

カードの頂点

コーナー

そして、エンドサイドが交わる4つの頂点がコーナー(corner)です(高木, 1989 : 前付23)。

英語で「角」とか「隅」の意味です(Weblio英和辞典)。

終わりに

以上、トランプマジックの用語を、分からない方や難しいと感じる方に向けて、分かりやすく説明しました。

別に、「トップじゃなくても、一番上で良いじゃないか」などと思うかもしれません。

ですが、わざわざ専門用語として呼び方を決めているということは、それだけマジックをする上で何度も出てくる重要な概念なわけです。

このページをブックマークするなりして、出てくる度に見返すと、自然と覚えられるようになりますよ。

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