
天才高校生マジシャンとして、MHさんという方のマジックが凄いと話題になっているらしいですね。
2020年4月19日に、テレビ朝日系列で「スーパー4Kマジック 第4弾 天才!カリスマ!新星!世界が認めた凄腕マジシャン」というテレビ番組(参考:BS朝日公式ページ)があります。
この番組の中で、天才高校生マジシャンとしてMHさんというマジシャンが出演するそうです。
余り聞き慣れないマジシャンなので、「どんなマジックをするのか」とか、「どんな人なのか」かと気になった方もいらっしゃるでしょう。
私も、マジックをしていますが、聞いたことのない方だったので、そんなに凄いのか気になり、興味本位で調べてみました。
また、MHさんが演じているマジックのトリックや種明かしについても、問題ないであろう範囲で考えてみたいと思います。
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目次
高校生マジシャンMHさんのプロフィール
MHさんの簡単なプロフィールを調べてみました。
本名
本名は濱口大輝(はまぐち まさき)さんだそうです。
MHさんご本人のブログ "えむとえいち" にて紹介されています。
MHこと、濱口大輝です。
出典:だらだらと自己紹介します - えむとえいち より引用
芸名の由来
マジシャンとして活動する上での芸名はMH(エムエイチ)です。
本名のイニシャルから名付けたそうです。
MHはイニシャル取ってテキトーに付けたのになぜこんなに馴染んでいるのか。謎です。
出典:MHさん (@MHMHMHMagic) / Twitter より引用
謎も何も、MHという名前で広く認知されただけのことに過ぎないんじゃないですかね。
誕生日(年齢)
誕生日は2003年6月20日で16歳の高校生ですね(2020年4月19日時点)。
ご本人のTwitterのツイートから分かります。
お誕生日です。
— MH (@MHMHMHMagic) June 19, 2019
16歳になりましたー( *ˊᵕˋ)ノ
マジックを始めたきっかけ
テレビ番組でセロのマジックを見て、それを自分で再現してみようと思ったのがきっかけだそうですね。
以下のインタビュー動画の中で語られています。
MHさんのマジック
さて、MHさんのプロフィールはこのくらいにしておいて、本題のマジックに入りましょう。
MHさんのマジックは、視覚的に印象の強い、ビジュアルを重視したマジックが特徴です。
ものによっては、CGのようにも見えますね。
YouTube
MHさんのマジックを見たい方もいらっしゃると思うので、MHさんのYouTubeチャンネルにアップされていた、過去の作品のダイジェスト動画を載せておきました。
現時点で確認できるのは以下の3本です。
【動画1】1周年記念のマジック作品集
【動画2】2018年のマジック作品集
【動画3】2019年のマジック作品集
ご覧いただければ分かるように、視覚的にインパクトが強い現象がお好きなようです。
変化の印象を強めるため、変化する物の動きを減らしたり、カバー(変化するものを物で覆い隠すこと)を少なくしたりという工夫が見られますね。
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インスタ(Instagram)
また、インスタにも短いビデオクリップで作品を投稿しているようです。
MHさんのインスタグラム:m.h_magic
折り鶴のマジック(インスタより)
以下のマジックの動画では、折り鶴(Paper Craneは折り鶴のこと)を使ったマジックを披露していますね。
手に持った折り紙が、一瞬で折り鶴に変化する様子が分かります。
変化した折り鶴を改めますが、ちゃんとした折り鶴になっています。
また、Twitterでも短いビデオクリップがアップされていますね。
MHさんのTwitterアカウント : MH@MHMHMHMagic
ぱっぱっぱっぱっぱっ ⊂(・ω・´∩#StayHome
— MH (@MHMHMHMagic) April 4, 2020
5TIME Color change by RaffiKazama pic.twitter.com/JBMnCXxYc0
もっとも、このマジックはそんなに目新しいものでもないので、創作したといえるレベルなのかは疑問です。
ですが、MHさんのTwitterにおいて、インスピレーションを得た作品の出典も散見されるあたりは、好感が持てます。
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種明かしやトリックについて
さて、そんなMHさんのマジックですが、種明かしやトリックが気になる方は非常に多いことだと思われます。
CGでないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、CGではありませんね。
具体的な種明かしやトリックの解説は控えますが、MHさんのマジックの多くは、道具に仕掛け(ギミック)があるものです。
カメラ越しや特定の角度でないと演じにくいものも見受けられます。
一部は、純粋なスライハンド(手先の技術)によるものもあり、スライハンドの技術も一定の水準にあるものと思われます。
ただ、見た限りでは、パフォーマーやクリエイターというよりも、ギミック製作者という印象を強く受けました。
この手のいかにもギミックというマジックは、マジシャンの間でも好き嫌いが分かれるところです。
ちなみに、実用性や自然さを考えたら、私は使わないですね。
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終わりに
以上、高校生マジシャンMHとは誰なのか、マジックのトリックや種明かしについても少し触れつつ紹介してきました。
確かに、視覚的にインパクトの強い現象を好んでいるだけのことはあって、見せ方やギミックについて、よく考えているんだなと感じました。
ただ、クリエイターと称してはいますが、マジックのほとんどは、先人たちの過去の遺産の上に成り立っているものです。
テレビなどで大々的に取り上げられると、こういう元のアイディアを創り出した人々の功績は影に隠れてしまいがちですが、MHさんのようなマジシャンが出てこれるのも、こうした過去の蓄積あってこそだなと改めて感じました。